愛知県、三重県、岐阜県 特殊清掃業者選びのポイント
2022/03/23
今回は、突然の訃報で、ある日突然、特殊清掃業者が必要になった際、どこを選べば・・・・と言う事で、「迷った」というお客様のお声をよく聞く事から、これについて記述をしたいと思っております。
特殊清掃の費用ですが、実は相場で幾らと言うモノではありません。
これは無くなった個所と、発見までの日数、体液の浸透具合、清掃後の部屋をどうするのか?よってかなり手間が変わり、金額も変わるからです。
少し説明を致しますと、例えば安く済む例では
①亡くなった場所がベッドの上で、
②部屋の戸は閉めたままで、他の部屋に死臭が漏れておらず、
③部屋にある家財は少ない
④発見されるまでの期間も短く、
⑤気温も低い時期で、
⑥体液はベッドマットに留まり、床に垂れていない状態
こういった場合は、ベッドマットを廃棄し、死臭が付いた部屋全体の清掃、消毒、消臭をするだけなので、清掃代は安く済みます。(廃棄代も入れて約10~15万円位)
逆に、高くなる例を記述すると、先の安い場合の逆となり
①亡くなった場所が部屋と部屋の敷居等をまたぐ場所 (トイレ、浴室なども)
②戸は開いており、家中に死臭が充満
③部屋の中は家財やゴミが大量にある
④発見されるまで何ケ月もかかった
⑤発見されるまでに気温の高い時期があったり、冬でも暖房や電気カーペット、電気毛布を使用していた
⑥体液は大量に流れ出し、タンスやゴミの下に広がり、敷居や床と壁の隙間から床下に漏れ出している
この場合、非常に清掃範囲が広く、清掃にかける手間も非常に膨大になり、清掃代や廃棄代が高くなります。
よって特殊清掃の費用については、まずは業者に連絡し、見積を取ってもらわないと正直金額は判らないのです。
特に孤独死の場合、警察からの立ち入り禁止や、状態が酷く”中に入らない方が良い”と言われる時があり、遺族も部屋の中の状況を把握していない場合が多く、電話で金額を聞いても上記のように漠然とした金額しか判りません。
最後にどんな業者を選べばよいのか?という特殊清掃業者を選ぶポイントについて述べてゆきます。
特殊清掃は、その都度、状況や費用面などを考慮し、薬品、清掃、撤去、消臭方法など、毎回工夫をしないと解決できない様々な現場で溢れています。
特殊清掃は、場数と技術力による経験値で、業者のスキルは全く違うのです。
正直に申して、安くても「臭いが取れない」と話にならないのです。
よって、「特殊清掃御者を選ぶポイント」ですが、
①ホームページに特殊清掃の現場のビフォアアフターが多数掲載されているのか?(=経験は沢山あるのか?)
②電話の対応は良いのか?
③見積時に、亡くなった場所の状況以外(賃貸契約書の中身、この家のその後の処理)などを質問し、状況に併せて清掃撤去費用を安くする提案(方法)を提示してくれるのか?をポイントとしてください。
金額は2の次とは申しませんが、臭いが消えず、現場も回復できず、別の業者に依頼するなど2重にお金を支払わないようにする事も重要だと思います。
(*詳しくは、こころテラス東海ホームページに移動して頂き、コラム「特殊清掃、作業内容と金額の違い例(特殊清掃業者を選ぶポイント)」をご参照ください)
特殊清掃でお困りの際は、是非「こころテラス東海」にご相談ください。
沢山の経験で得た可能な限りのスキルを駆使して、お客様の側に立ち対応いたします。