実際に警察から連絡が来たらどうなるの??(孤独死)
2022/09/07
警察からの遺体発見連絡
お部屋で亡くなっていて遺体が発見されて警察からの遺体確認の連絡があり血縁関係の確認が済んで、お部屋に入る入室許可がでたら片付けと清掃をするために特殊清掃業者を手配しなければなりません。発見まで一定期間が経過していて臭いが発生している状況では、近隣からの苦情などに気を付けて大家さんに迷惑が最小限で済むように早急に対処しなくてはなりません。
入室許可が出たら
ご相談いただき待ち合わせのスケジュールを決めて特殊清掃のお見積もりにお伺いいたします、ご依頼者様も入出される場合には「雨具上下、使い捨てビニール手袋、使い捨て長靴、タオル、マスク」をお持ちいただければ臭いが衣類などに付着することを軽減できます。原状回復するまでにどのくらいの作業工程が必要で日数がどのくらいかかるかを確認させていただきます。
懸念されるウイルスの除菌
特殊清掃でお部屋に浮遊しているウイルスで気になるのが大腸菌です。大腸菌はどこにでも存在するウイルスですが便などに触れると猛毒の0-157感染症を引き起こし腸管性出血を引き起こし高齢者では命を落とすこともあります。そのほかに気を付けることは結核菌がある場合がございますのでご注意をされてください。
ご遺族が入出するための準備(独自情報)
孤独死があったお部屋に入る場合は遺体が腐敗していた場合には大腸菌が発生している可能性があり、そのまま吸い込んでしまうと腹痛を起こしたりしてしまうことがございますので十分な用意をして入室することが望ましいと思います。
なお、死臭は着ている衣類や頭髪などに付着してしまい洗濯してもなかなか臭いが落ちない可能性があるため次のような用意をしてください。
- 頭髪に臭いが付かないように帽子またはビニールキャップ
- 不織布のマスクと口をふさげるタオル
- ビニールの手袋
- フード付きの雨合羽(コートまたはセパレート)
- 使い捨て出来るような衣類
- 長靴
- ハエなどを駆除するスプレー
遺体が腐敗してしまうとウジの発生が早く一週間もすれば成虫になり部屋中を飛び回るため部屋に入ると威嚇して体当たりしてくるのでスプレーで駆除することがよろしいと思います。
上記の用意があれば臭いが染みついて帰りに公共交通機関で嫌がられたりすることは少なくなると思います。