終活
2023/01/19
コロナ禍で見えたシニアのポジティブ意識
【しておきたかったことをしておく】を終活と認識するようになった訳は、全世界が新型コロナウイルス感染の猛威にさらされました。
今なお、翻弄されています。自分や家族にいつ何が起こるか分からない、もしものことが起こってもおかしくない・・そんな先行き不安な時代になりました。シニアの生活にも影響がありました。
これまで“外”に向かっていた時間やパワーを“内”に使うことになり、内向する時間が増えました。身近な暮らしや家族を見直す時間もできました。そんな中、当該世代が取り組んだテーマのひとつが「終活」です。
「終活に関する意識調査」で、1 3年前と比べて、シニアが【しておきたかったことをしておく】を終活と見なす割合が増えたという結果がみられました。
なお、「終活」と認識されているのは、「モノや財産などの生前整理」のほか、「遺言書・遺産分与の作成」「エンディングノートの記入」「データの整理・消去」が含まれます。
なぜ、【しておきたかったことをしておく】を新たに「終活」のひとつとして認識するようになったのでしょうか?
それは、終活をはじめた三大契機~「親族・家族の死」「自分・配偶者の健康」「定年退職」に「コロナ禍」が加わったからです。
60代後半女性も『コロナ禍で家族が一緒にいる時間が増えて、家のことをじっくり考えることになった』とコメントしています。
【しておきたかったことをしておく】・・悔いの残らないような選択ができるのも、健全なうちなのだと思います。
私たち【こころテラス東海】では、どのような些細なご相談にでも乗れるようにしております。
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