愛知県・岐阜県・三重県の遺品整理・生前整理業者　「遺品整理と生前整理について」

今回は、遺品整理と、生前整理について少し書いてゆきたいと思っております。

遺品整理の方が一般的に広く知られており、生前整理はその名前すら知らない方もいらっしゃるのが現状です。
これは、グーグルやヤフーの検索時のキーワードでも、圧倒的に遺品整理が多い事でも判ります。
お客様からのご相談や見積り依頼の際のお電話でも「遺品整理じゃないんだが、片付けて欲しい事が・・・」と一言置かれてから状況のご説明に入られる方も多い事からも、判ります。

 

ですが、私共の様な遺品整理業者の遺品整理と生前整理の比率は、遺品整理３．５に対して生前整理６．５の割合であり、実は生前整理の方が多いのです。

 

遺品整理は、名前の通りご親族がお亡くなりになってからの整理を指します。
お亡くなりになって初めて事が始まるのですが、遺品が少ない場合はご親族だけで整理をされる事が少なくありません。
また、必要物(遺品や相続関係品）だけ見つけられたら、そのまま放置され何年か後に、必要に迫られた際に整理をされる方もいらっしゃいます。
こういった直ぐに整理をしなくても良い方（急がなくても良い方、同居等）は、おすすめ業者や、口コミ、相場、買取の有無などをゆっくり調べられる傾向にあります。
ただ、お亡くなりになったご親族が、賃貸物件に住んでいらっしゃる場合は、家賃もかかる事から早く整理をされる必要がある事から見積もりや相談のご依頼を早期からされる場合があります。

生前整理は亡くなる前、つまり様々な段階があり、様々な理由があるのです。

例えば、親御さんが高齢化で独居が難しくご自宅に引き取りされる場合、必要物だけ引越しし、後は処分する場合や、同様に親御さんが老人ホームに入る場合があります。

また、突然入院され、退去の目途がたたない場合や、退去後に老人ホームなどへ入居される場合も同様に片づけが必要になります。

別に、片親は既に亡くなっているが、残ったご両親が、先に記述したように自宅への引き取り、入院、老人ホームなどへの入居になった場合は、遺品整理と生前整理を同時に行う事もあります。
お子さんより、実家に物が多すぎ、転倒やケガの恐れや、食物を放置し、生活が不衛生になる場合に、生前整理をされる場合もあります。

この場合は、継続で住まわれるので、生活に必要な物は取って置き、不必要な物だけ廃棄するのですが、ご本人自らの意志ではない事から、一つ一つ要不要をお聞きしながら、整理を進める場合もあります。

弊社では、病院のソーシャルワーカー様よりご依頼を受けることが在ります。
これは身寄りが無い、もしくは遠方にお住まいの方の場合で、入院が長くなり退院の目途がたたなくなり、家賃負担もある事から、入院中にお住いの賃貸物件を退去されるという場合です。

逆に、最近はやりの「終活」「ミニマリスト」「断捨離」、つまりご本人が自らの生活で不必要な物を、生前に整理されるという事は、あまり多くありません。

これは、現時点での高齢者は傾向的に「自分が死んでからやればいい」「めんどくさいから今はほっといて欲しい」等、お子さんからの生前整理の勧めを断る傾向が強い年代という事を反映していると思います。
また、現在の４０～60歳代の方と比べると、「物を大事にする世代＝物を捨てられない世代」という事も要因にあると思います。
終活を自らされる方は、本当に几帳面な方で、自らの先を考え、「子供に負担を掛けたくない」と思っている少数派ではないかと思っています。

 

「ゴミ屋敷」「汚部屋」の清掃（撤去、処分）をされる方もある意味で「生前整理」です。

 

色々と記述してきましたが、ある日突然、訃報が入ってきたり、けがや入院、孤独死の連絡が有ったり、様々な事が起こります。

お客様からも「テレビで見ていたが、まさか自分が当事者になるなんて考えてなかった・・・」というお話をお聞きすることが多々あります。

こういった記事を読み、必ず自分にも訪れる事と考えて頂き、その準備をして頂く事になれば、幸いです。

 

こころテラス東海は、愛知、三重、岐阜のエリアで対応をしております。（名古屋、四日市を中心に）
遺品整理、生前整理、ゴミ屋敷、汚部屋、特殊清掃（孤独死、事件事故死、火事現場、ペット多頭飼い）はもちろん、解体、車やバイクの売却、不動産の売却、お祓いなど、全ての事に対応します。

見積りは無料、お気軽にご相談をください。
可能な限りのお手伝いを致します。