自殺件数の増加について
2023/02/23
自殺者数の動向について、新型コロナウイルス流行前の2015年から2019年までの5年間平均と2021年を比較して分析した結果。
2021年では5年間平均と20年を比べたが、今回も、男女とも20代以下で増えていた。コロナ禍で若年層の自殺増が目立つようです。
21年の自殺者数は全体で2万1007人となり前年より74人減ったものの、コロナ流行前の19年より838人多く、高止まりとなっている。女性は7068人に上り、2年連続で増加。男性は12年連続で減少した。
流行前5年間平均との比較では、10代以下が29.1%、20代が16.7%増えていた。30代以上はいずれも減っていた。
女性の職業別の自殺者数は、事務員306人(5年間平均比50.3%増)、医療・保健従事者161人(14.0%増)、販売店員135人(46.7%増)、飲食店員70人(26.4%増)など。
私たちのような人の死に触れる機会が多い仕事をしていると、本当に少しでも自殺者の数が減って欲しいと願ってしまいます。