現場での特殊清の活動
2023/07/13
まずはじめに、ご理解頂きたいことがあります。特殊清掃という言葉から、血液・体液等の腐敗液による異臭などを取り除くことが連想されるように、少なからず業務を行う上では、専門的な知識が必要となります。
そのため、清掃作業の開始前には「状況に応じて、業務の説明を行う」ことが重要となります。
・“どのようなことを行わなければならないのか”
・“お客様が満足する結果を出すには、どうすればよいか”という判断を付けなければなりません。
次に、特殊清掃をする私たちも自分を守らなくてはいけないという事です。
私たちも実際に防護服を着ての特殊清掃を致しますが、「そこまでしなくても、、、。」とのお声を頂くこともあります。
しかし、孤立死の現場では、不用意に何かに触れたことで、感染症を患ってしまうことや、自分が感染症に感染していることに気付かず、他人(第三者)に感染させてしまったり、目などの粘膜にダメージを受けることもあります。
また、何も考えずに、部屋に入ってしまいますと、今までに嗅いだことの無い臭いを嗅いでしまい、驚かれるケースや、故人がC型肝炎等の感染症を患っていたことを知らずに、
床に染み込んだ体液に触れてしまい、同じ感染症を患ってしまうケースもあるため、亡くなった原因が感染症か否かという情報も重要となります。
部屋に入室する際は、“消臭・除菌”の作業が大変重要となります。作業を行う前に最初の作業として行っておきましょう。
臭いの元となる菌をその場で除菌するため、素早く消臭することが可能となります。消臭・除菌作業後、現場に長時間入っていても、問題がない状態となれば、ご依頼に合わせた「清掃業務」を行う段階へと移っていきます。
少し簡単にご説明いたしましたが、実際の現場での作業は数々の問題と向き合うことが少なくありません。
少しでも異変を感じたら、私たち心テラス東海にご相談ください。
https://www.cocoroterrace-ihinseiri.com/